昭和53年式 日産サニー(HB310型)
最初の愛車
僕が免許を取得して、最初の愛車。
グレードはSGX、電子制御ではないキャブレターモデルの5速ミッション車。
一応最上グレードだったので、結構豪華だった。
エンジン
エンジンはA14型と言われる、この年代のサニーに搭載されてきたA型エンジンです。
日産の大昔、イギリスオースチンの影響を受けてるんでは無いだろうか?と思えるようなエンジン。
とても頑丈で、OHVにしては高回転域までよく回るエンジンでした。
足回り
足回りは、ファミリーカーなので、良くも悪くも柔らかくふわふわ。
コーナーを攻めるとドアンダーになります。
何度か、谷に落ちそうになったのは内緒です。
スポーティーなミッションパターンのシフトノブ
ミッションは、レーシングパターンとか言われていた方式。
左前にリバースがあって、2速と3速が真っ直ぐなので、スポーツ走行しやすい。
サーキットではロー(1速)はピットから出るときだけでしか使わず、多用する2速・3速が直線の操作になるレーシングパターンは有利と言うことなんでしょうね。
結局は6速ミッションとか多段化されることで、見なくなった方式と思います。
最終的には、この車を真っ黒に全塗装して、太いタイヤ履かせて乗っていました。
この車で、ひと晩中走り回ったりと、とても懐かしいです。
日産、なんでこの様な歴史のある車種をカタログ落ちさせたんでしょうかね。(ゴーンの仕業?)
次の車に乗り換えた直後、その新しい車を工場に入れなければならなくなった時、代車として自分のサニーがホコリまみれのまま出てきた時は、思わず涙ぐんだのを思い出します。