透析患者自身が思うQOLの向上について

QOLとは

まずはともかく、QOLって何ですか?
Quality Of Life(クオリティ オブ ライフ)の頭文字を取ってQOL(キューオーエル)と読みます。
人生の質・生活の質の事を良い、「QOLの向上」、「QOLが高い・低い」等という使い方をします。
最近では一種の学問みたいになっています。
ここのサイトが割と好きかも。

一言でQOLと言っても、価値観の世界ですので十人十色の世界です。
昔は、障害者(障がい者)や病人・お年寄りのQOLについて語られる事が多かったのですが、最近では一般的な用語となってきています。(テレビニュース等では乱用?と思うときもしばしば・・・。)

透析患者のQOLとは

透析を行っているので、その透析の質が良くなければなりません。

透析病院の質

ドクターの質
看護師や臨床工学技士の穿刺の旨さ。(手技)
透析室の雰囲気(看護師・臨床工学技士の手技以外)や環境(温度・湿度等)
等でしょうか
これらは当然ながら医療機関によって大きく異なってきます。

病院としては、病院の経営状態で患者一人にかけられる経費も違っていると考えましょう。
※昔は医療報酬は行った行為に対して加算でしたが、現在は透析1回につき何点かという具合です。
医師や看護士(師)・臨床工学技士・看護助手だって人間です。
病院の職員による患者へのイジメやエコヒイキも存在します。(カナシイゲンジツ)

食事環境

実は、透析患者はスーパーに売っているもので自殺できます。(大げさではありません。)
何も食べないでいると、体の組織からカリウムが溶け出し、その成分で急性カリウム中毒になります。
また、骨からリンが溶け出し高リン血症となります。
高リン血症はすぐに体調として現れませんが、急性カリウム中毒はすぐに体調に現れ、そして死に至ります。自己管理が全てですが、その管理には周りの人からの援助(監視)も必要なのです。

障害年金

一般的に障害年金は一般的に2階建てで障害基礎年金と厚生障害年金両方が支給されるため、生活の一助になると言われます。 しかし、正確には全てのケースで2階建てではありません
障害年金は障害の原因となった疾病を最初にお医者さんに診てもらった日(初診日)にさかのぼって、支給要件が吟味されます。20歳より前にその初診の日がある場合はアウトです。
中には貰えるものは貰っておかなきゃ損だからという理由で、20歳前の初診日なのに何故か両方支給されている人もいます。これは不正受給といって犯罪行為です。

簡単に、3つ位簡単に書いてみたのですが、一番大事なのは家族と会社の人達の透析に対する知識と理解です。

どれかが欠けてもQOLの向上は計れないのです。

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